反射区
反射区とは、身体の各機関や各部位につながっている抹消神経が集中しているところで反射区を押したり揉むなどすると、反射区と関連のある器官と生理機能が刺激を受けて血液循環がよくなり、不快な症状から開放される仕組みになっています。
反射区はツボと違い一定の範囲にあります。反射区は反射区図表で確認することができます。足の裏にある体全身の地図帳ですね。
足のつま先には頭部の反射区があります。特に親指は、三叉神経、脳、脳下垂体、鼻などの大切な働きをする反射区があり、土踏まず付近には、消化器系の反射区が集中し、かかとに向かうにしたがって、反射区も身体の下半身の器官に関連しています。また、心臓や左の肺は左足に、胆のうや右の肺は右足に、というように臓器の位置がそのまま反射区の位置に反映しています。
首から上の器官については、神経が頭部の下で交差しているため、左右が逆の位置になります。
反射区は足の裏だけでなく、足の甲やすね、ふくろはぎにもあります。足裏だけでなく足全体に反射区があります。